能楽師 工藤 寛〜空を歩く〜

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zoom RSS 二日・三日、正月らしく

<<   作成日時 : 2019/01/05 00:09   >>

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二日は、恒例の阿佐ヶ谷神明宮迎春奉納能。
18回目を数える今年は、狂言「盆山」・能「猩々」


体調不良の為、本年はシテを京都の廣田幸稔さんにお願いする。
「盆山」は大藏吉次郎さん。私はキュレーター役?に専念。
18年の間、寒い中、薄謝にて出勤を続けて下さっている
シテ方三役の方々に改めて感謝の思いを深くしました。

この催しは幸いにいつも天候に恵まれ、18年間一度も雨風雪に
たたられて中止、などということがなく、今回も爽やかな青空の下で
開催でき、そんなことにも、神明宮さんのあたたかいおもてなしにも、
そして寒い中観覧に立ち寄って下さる多くのお客さん方にも、
ひたすら感謝です。

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3月に腰の手術をするので、術後順調であれば、来年はシテに
復帰できるかも知れませんが、今回を契機に、シテを3人くらいで
交代交代にお願いするのも良いかも、、、ですね。新鮮な息吹を、、、

帰宅後夕方は、ジャズ、テナーサックスのスタン・ゲッツの古い古い
名盤を聞く。これは、ぽつぽつ拾い読みしていた村上春樹の
「ポートレイト・イン・ジャズ」で絶賛されていたものだ。
何と私が生まれる前の1951年の録音で、タワーレコードや
山野楽器に問い合わせても廃盤になっているとかで置いてない。
しかし、さすがネット時代。
アマゾンに、横浜関内のディスクオンユニオンから、たった1枚
中古CDが出品されていて、早速注文。29日に注文して1日に届く、
この便利さ!ネットの凄いこと!

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多く20代前半のメンバーによるアップテンポの曲が殆どの演奏は、
生気と想像力に満ちていて素晴らしい。全14曲、約70分。

というわけで、年明け音楽の聴き初めは、ジャズ。

夜は、NHK BS3で「音楽サスペンス紀行 ナチス包囲網の死の街で
“奇跡のコンサート“ ショスタコービッチの交響曲7番 その謎と魔力に
玉木宏が迫る」(大仰なタイトルで笑ってしまう。こんなキャッチフレーズを
付けなければ興味関心を持ってもらえないと思っているのだろうか)を視聴。

ショスタコービッチは好きだし、大晦日の「新・映像の世紀」で、
その「街」=「レニングラード」へのドイツ侵攻による惨状の一端を
見たばかりなので、期待をもって録画しつつ視聴。2時間。

心打たれる場面も多く、それなりに見応えあったけれど、
ラストは、パーヴォ・ヤルヴィ指揮するN響の7番演奏の映像で、
これまでの内容と余りに乖離した、あくまでも軽く明るく現代的な映像で
締めくくる編集の仕方には、結局、最近目に余る番宣番宣のNHKの
方針に則って、自局の楽団と自局のPRで終わるんだなぁと、
心底がっかりした。

そもそもNHKは、クラシックと言えば、N響ばかり放送して、国内はおろか
海外の楽団、演奏家の演奏は殆ど言って良いほど放送しない。
(因みに能の放送も、私の学生の頃と比べて、今は無いに等しい、
ひどい扱いだ。そして、流儀やシテの取り上げ方も偏っている。)

NHKでさえ、こんなジャンルでさえこうなのだから、日本のマスメディアは
本当にダメになってしまったんだな、と感じる。

こんな感慨に浸れるのも、正月故か。

三日は、菩提寺の新年法要「修正会」に参列し、100人余りの檀信徒
とともに「般若心経」を三遍唱えました。
NHKに憤った心もすっと治まる(笑)

正月を感じる清々しい場です。



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